補強土・軽量盛土

多数アンカー式
補強土壁工法

トリグリッド

フラットパネル

テラグリッド工法

パラリンク

EPS

多数アンカー式補強土壁工法 NETIS 登録番号 KT-980087-V

盛土材の適用範囲が広い(現場発生土の有効利用が可) 県内メーカー(当社)商品

わが国で考案された多数アンカー式補強土壁 工法は、道路・水辺・橋梁取付道路・段積擁壁・ 鉄道などあらゆる盛土の現場に対応、周辺環 境を損なうことなく現場の地形条件に適合し た設計・施工を可能にしました。
重力式擁壁が「剛」であるのに対し、変形に 対する追従性を有する「柔」の構造であるこ とから、特に安定性と耐震性に優れているの が特長です。
当社では、豊富な施工実績をもとに、コスト 削減や環境への配慮といった社会的要請に応 えた部材のリニューアルや改良を重ね、より いっそうの品質向上と研究開発に努めていま す。また、多数アンカー式補強土壁協会を組 織して、その普及を推進しています。

工法の特徴

■安定性に優れた補強土壁
支圧抵抗力を利用して盛土を拘束する垂直壁です。
「道路土工 - 擁壁工指針」に準じて外部安定を検討 ( 滑動・支 持力・転倒・円弧すべり )。最高壁高実績 26.5m
■現場発生土の有効利用
砂質土から岩ズリ・粘性土まで利用可能
■土の拘束補強効果でコスト削減
タイバー長さの短縮
地山掘削土量の低減
補強盛土量 ( 取扱い土量 ) の低減
■ロックアンカー対応
ロックアンカー工により岩掘削量を低減
■壁面調整機能
壁面の垂直度はターンバックルで調整可能
■公的機関の認定
H10.71 新技術情報「NETIS」( 国土交通省 )
H11.31「道路土工 - 擁壁工指針」掲載 ( 社団法人日本道路協 会刊 )
H14.10「多数アンカー式補強土壁工法設計施工マニュアル」
改訂 第 3 版 ( 財団法人土木研究センター刊 ) 適用事例

適用事例:ロックアンカー

適用事例:両面壁

適用事例:片面土壁

適用事例:段積盛土壁

景観への配慮:石張りタイプでの施行事例

景観への配慮:イメージCGによる比較検討

施行例:南部土木事務所/海軍壕公園園路工事

施行例:座間味村役場/座間味阿佐線道路改良工事

トリグリッド

低価格のジオグリッド補強土商品 県内メーカー (当社)商品

「TRIGRID R EX」は高強度ポリエステル(PET) 繊維を束ねたものを芯材とし、ポリプロピレ ン(PP)樹脂を被覆材として複合させ格子構造 (グリッド)状に構成したものです。
十分な強度を有し、伸びが小さく、優れたク リープ特性、耐衝撃特性、温度・薬品などの 耐久性、土との摩擦特性および容易な施工性 を有した盛土・地盤補強用ジオグリッドです。

工法の特徴

■土との摩擦特性がよく柔軟であるため土中での一体性に優れ 急勾配盛土や長大斜面などを経済的に施工できる。
■強度不足の地盤に敷設することで支持力の増加やすべり破壊 の防止がはかれる。
■長期荷重に対してクリープ変形が小さく、自然環境下におい て良好な耐久性(耐候性、耐薬品性、耐寒・耐熱性)を有す るため、安定した土構造物を築造できる。
■適度な剛性を持ちかつ軽量で柔軟性に優れるため、取り扱い が容易である。
■(財)土木研究センターより建設技術審査証明の認定を得て いる。

1:0.6 よりも急勾配の補強土壁や、1:0.6からの緩勾配の盛土補強、 軟弱地盤対策などに適用されています。

適用事例

外観・ストランド断面拡大図

施行の様子

フラットパネル

ジオテキスタイル補強土工法の 合理的で安全性に優れた法面材

フラットパネルは、既存製品の常識を捨て去っ たジオグリッド補強土壁用の壁面材です。
壁面材同士を堅固に結合させる一方、グリッ ドの壁面取付部を可動形状にし、「盛土の沈 下 = 壁面変形」という従来工法の課題を解決。
また、盛土に先立っての壁面施工が可能なた め、作業中の転落抑止と安全な施工が実現し ました。

工法の特徴

■盛土の沈下に追随しつつ壁全体を一体化し、土圧に対抗する。
■壁面を盛土に先立って取り付けることにより盛土作業時の転 落防止となる。

施行例

工法

施行例:奥武山野球場

施行例:奥武山野球場

テラグリッド工法

ハニカム構造の樹脂部材で凍結や塩害に対抗

テラグリッドは、TRIGRID_EXの壁面材に耐候性に優れた高密度ポリエチレン樹脂によるハニカム構造の土留め材「テラセル」を用いた補強土工法です。
壁面部周辺の土を拘束するため凍結融解の繰り返しによる壁面工の変形が蓄積しにくいのが長所。また壁面部が樹脂製のため塩害に対する耐久性にも優れます。
当社では、豊富な施工実績をもとに、コスト 削減や環境への配慮といった社会的要請に応 えた部材のリニューアルや改良を重ね、より いっそうの品質向上と研究開発に努めています。また、多数アンカー式補強土壁協会を組 織して、その普及を推進しています。
※NETIS登録済 HK-160018-A

工法の属性

【機能】補強土・敷網
【用途】道路/砂防/処分場

工法の特徴

■寒冷地での凍上による大きな残留変形を抑制します。
■表面に金属材料を使用せず耐塩害に優れています。
■従来工法に比べて法面先端まで振動コンパクタで転圧が可能なため、締固め不足による壁面変形の心配がありません。
■テラセル(壁面部)と盛土が同時に立ち上がるため緩勾配でも施工が容易です。
■中詰材を拘束するハニカム立体構造が、現場発生土も使用可能にしました。
■テラセルのセットバック量の調節により任意の勾配を設定可能です。
■テラセルは軽量、コンパクトな部材のため施工や運搬が容易です。
■セットバック部が平地状のため斜壁に比べ緑化が容易に可能です。

部材構成図

施工状況

完成状況

パラリンク NETIS 登録番号 HR-990111-V

軟弱地盤対策を低価格で対応

パラリンクは、軟弱地盤の表層部分や盛土内 の底部に近い部分に敷設し、軟弱地盤上の盛 土の安定を図る高強度帯状ジオテキスタイル です。

工法の特徴

■高い引張強度
100〜 1250kN/m の高強度を有します。
■簡便な施工
材料は幅 4.5m、長さ 50〜 100m のロール状です。敷設作 業は重機などを用いてロールを撒き出すことで迅速かつ容易 に行えます。
■長期耐久性
耐腐食性、耐候性、耐衝撃性に優れています。

パラリンク適用工法一覧

さいたま市役所和光建設施工

能越道宇波道路山ワ府録JV施工

クテクンナイ工事岩田地崎納入施工

鳥取道上味野大和建設施工

EPS

土砂の1/100の重量の超軽量盛土材

EPS工法とは、ノルウェーで考案された、発 泡スチロールを使用した画期的な超軽量盛土 工法で、これまでの盛土・擁壁工法のイメー ジを一新し、スピーディーな工事を実現させ ました。軽量性のメリットを活かし、埋立地 や河川沿いなどの軟弱地盤上の盛土、道路拡 幅など様々な現場で利用されています。
この工法をいち早く導入した当社は、さらな る技術開発を積極的に推進しています。

工法の特徴

■安定した構造
ブロックの自立性を利用して垂直擁壁を構築。軟弱地盤や地 すべり地帯での盛土でも地山の安全率を落とすことなく盛土 が行えます。
■簡便な施工
発泡スチロールブロックは重量が土砂・コンクリートの約  1/100程度なため人力によるスピーディな施工が可能です。  (単位体積重量0.2 〜 0.4kN/m3)
■優れた緩衝性
衝撃、振動を減少させる効果があります。

適用事例

施行例

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